年中関係なく発生するクロアリについて発生理由や自身でもできる駆除方法をまとめてみました!
季節を問わず庭や室内に発生するクロアリは何処から発生しているのか?とか不思議に思いますよね?理由は様々ですが、お客様の家に行き黒蟻被害の色々な現場を見て来ましたが主に多い理由を3つ挙げます!
1.数年前から庭にあるアリの巣が年月をかけ巨大なコロニーとなり更に巣を大きくする為に、室内の壁などに営巣しにくる。
2.隣の空き地や家などからアリが1匹室内に迷い込み餌を持ち帰ると、巣まで餌のありかをフェロモンで知らせる為、そのフェロモンを辿り室内に発生する。
3.室内には発生しないが庭にいるアリの巣が大きくなり敷地の水栓部分や給湯器などに営巣をする。
主にこの3点が挙げられます。
アリがよく一列に歩いてるのは、アリは餌の場所をお腹から出すフェロモンで仲間に知らせる事からフェロモンの上を歩き餌の場所に向かう為に一列になって歩いています。
まず大前提としては、庭にアリの巣を見つけたら巣が大きくなる前に対策をする事が必要です!市販の殺虫剤などでもある程度の駆除は可能ですが、やはり被害が大きくなると市販の薬剤では駆除が厳しくなってしまいます。
主な駆除方法としては、巣を見つける事が出来れば巣に殺虫剤を吹きかけたり、熱湯を巣に直接流し込めば比較的小さな巣で有れば駆除が可能です。
もし巣の場所がわからない場合に関しては、庭にアリの巣コロリの様な毒餌を置き誘引して駆除を行いましょう。アリの巣は土の中にあり、繁殖率も高いため発見したらすぐに対策を打ちましょう。巣が大きくなると室内に発生する確率も高くなり、更に冬などになり寒くなると巣の大きさに関わらず室内に逃げてくる事があります。一度室内に発生すると基本的に毎年発生する傾向にあり、最悪の場合壁の中や床下ではなく、部屋の中に土を持ってきて巣を作り始めます。
黒アリ駆除を行う上で絶対に行ってはいけない駆除方法を紹介します。
室内に発生した場合は発生箇所の隙間を塞ぐ行為は絶対に辞めましょう。
理由としては、室内に発生したアリは餌を求めて仲間のフェロモンを辿ってきている為、発生した場所の隙間などを塞いでも、目的地へのルートが変わってしまうため天井の隙間やその他の様々な隙間から目的地へ到着しようとし、被害が拡大してしまいます。勿論他のルートを通った場合もフェロモンを出して他のルートも仲間に知らせるため発生した場所全てから発生することになるり逆効果になる事から絶対に隙間を埋める事は辞めましょう。
また壁の中に穴を開け薬剤を注入して駆除を行うと言う施工方法で高額な値段を請求する業者が多いですが、黒アリの発生源は室内ではなく、庭になるため室内に穴を開ける作業は必要ありません。庭にある巣をしっかりと見つけ、適切な駆除を行えば例え室内に数千匹発生していても建物に一つも傷をつける事なく駆除は可能です。高額な請求をする為にわざわざ大掛かりな作業をするボッタクリ業者には注意しましょう‼︎
今回は黒アリについての発生原因や駆除方法をまとめました。自身で駆除しきれない場合やご相談のみでも構いません。アリの被害が起きたらプロにお任せください!